ヘアアイロンで髪が痛んだ方必見!!痛まない4つの方法を美容師が解説します

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あなたは普段ヘアアイロンを使っていいますか?

もしストレートアイロンやカールアイロンを使っていて、「髪が痛んでいる」、とか「色落ちが早い気がする」と感じるようならアイロンの当て方に問題があるのかもしれません。

そこで、この記事では美容師歴10年以上のヤスタカ店長が、ヘアアイロンで髪を痛ませない4つの方法について紹介していきます。



この記事を読むのにオススメな人▼

  • ほぼ毎日ヘアアイロンを使う
  • ヘアアイロンで髪が痛んでいる
  • これからヘアアイロンの購入を考えていた


上記に一つでもあてはまった方には役立つことが多い内容になっています。

今日からアイロンを使うあなたの髪がかなり痛みにくくなりますので参考にしてみて下さい。

それでは詳しく解説していきます。


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この記事の著者

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ヘアラボ編集部

「自宅で髪をキレイに」をテーマに、ヘアケアに関する役立つ情報を届けるメディア。美容好きの女子が執筆しています。ライター応募はこちら

監修者

美容師ヤスタカ

ヤスタカ

2010年美容師免許取得後、六本木やみなとみらいの美容室2店舗を経て川崎市のサロンのディレクターを務める。

この記事は消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に当サイトの独自調査を含め作成しています。また、景品表示法薬機法の準拠にも力を入れています。記事内の検証データは、統計学上有効なサンプル数を満たしていないため商品有効性を保証したり、また証明するものではありません。

アイロンで髪が痛む理由

まずは、アイロンで髪が痛んでしまう理由を簡単に解説します。

髪の毛はタンパク質でできています。

アイロンを正しく使わないと髪の中のタンパク質が温度で変性してしまう【タンパク変性】がおきてしまし、髪が痛んでしまうからです。


タンパク変性とは

高温の熱によって髪の中のタンパク質が変性して硬くなってしまうこと


よく卵に例えられますが、生卵が目玉焼きになるイメージです。

タンパク変性した髪は硬くなって扱いにくくなりますし。

しかもキューティクルも浮いて剥がれていくので、ざらざらした手触りになり痛みが加速しやすくなります。



髪のタンパク変性を防ごう!!

タンパク変性が起こらないように気を付けることが大切です。

髪が熱に弱いのはわかったけど、次にどうやってタンパク変性を防ぐかを解説します。

タンパク変性が起きる温度は何℃くらいなのでしょう?

実は、髪の状態によって異なります。


タンパク変性が起こる温度▼

  • 濡れた髪の毛は60℃以上
  • 乾いた髪の毛は150℃以上


この温度の熱を髪に与え続けるとタンパク変性が起こるといわれています。

ヘアアイロン、カールアイロン、ドライヤーなどの熱を髪に当てる場合はの当てすぎに注意しましょう。

4つの正しいやり方をお伝えするので、タンパク変性を起こさずキレイな髪をキープしたままアイロンなどを当てられる方法をお伝えします。


[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]僕も昔は間違えたやり方で自分自身に使っていました。正しく使うと髪の痛みが減りますよ![/talk]


髪の毛の簡単な知識を知っておきたい方はこちら▼


ヘアアイロンで痛まない4つコツ


それでは髪が痛まない4つの方法について詳しく解説していきます。


ヘアアイロンで髪が痛まない4つの方法はコレ▼

  • 髪が濡れていない状態で使うヘアアイロンを使う
  • ブロッキングして髪を分けてからアイロンを通す
  • アイロンスルーを止めない
  • 温度は160~180℃がおすすめ


どれも非常に大事なことなので順番に解説していきます。



髪が濡れていない状態でヘアアイロンを使う

絶対に水分の無い状態でアイロンやコテやカーラーを使いましょう!

先ほど解説した通り、濡れた髪の方がタンパク変性が起きる温度が60℃~とかなり低いからです。

タンパク変性と同時に、水分が髪に含まれている状態で高温の熱を通すと水蒸気爆発がおきる可能性もあります。


水蒸気爆発とは

水分を含んだ髪に高温の熱を与えることによって髪の毛に付着している水分だけではなく、内部の大事な水分までもが一緒に蒸発してしまう現象


ヘアアイロンやコテなどの温度は低くても120℃以上はあるので、必ず乾いた状態の髪の毛にアイロンをしましょう。

1番気を付けてほしいのが、寝癖直しミストをつけてからのアイロやコテは絶対やめましょう!!

「忙しい朝に簡単にまとまるミスト」などと書いてあるとついつい買いたくなりますが、寝癖直しミストは基本つけるだけを推奨しています。

ミストで水分を含んだ髪にアイロンを通すと、水蒸気爆発とタンパク変性のコラボが生まれる危険性があります。

熱を使ってセットしたい方は完全に乾いた髪でスタイリングをしましょう。


ブロッキングして髪を分けてからアイロンを通す

髪をまとめて掴んでザックリとアイロンを通すと、毛束の内側には熱が伝わりにくく表面には熱が当たりすぎ熱ムラができ、表面は痛むのにまとまらないです。

しっかりブロッキングをして細かい毛束にアイロンをあてていけるとgood!!

美容師ヤスタカ店長の簡単おすすめブロッキング手順を紹介します。


  1. ブロックまずは体の真ん中を境目に髪を左右に分けます
  2. 次に耳を境に前後に分けて4等分にします(右前、右後ろ、左前、左後ろの4つ)
  3. 前側のブロックは横に2~4等分してアイロンやコテを通します。
  4. 後ろ側のブロックは4横に~6等分します。


これくらい細かく分ける方が結果的に痛みません。

「朝時は間が無い!!」という声が聞こえてきそうですが、慣れると簡単なので大切な髪の為にも5分だけ早起きしてアイロンの時間をプラスしてつくってみましょう。


アイロンスルーを止めない

対策は色々ありますが、とは言ってもアイロンは超高温の熱を髪に与えていく行為です。

今度は当て方のコツをお伝えします。

正しいアイロン操作でなるべく髪に負担をかけないように熱を与えましょう。

ストレートアイロンを髪を痛ませずに使う方法▼

絶対にアイロンを止めないで、スルーさせ続ける



コテを髪を痛ませずに使う方法▼

3秒以上コテを髪に巻きつけない


高温のプレートが上下に2枚あってそれを髪に挟んでプレスする行為がアイロンでストレートにするという行為です。

長時間高温でプレスし続けると、先ほど説明した通り髪の中のタンパク質が生卵から目玉焼き状態になるのは説明しなくてもイメージできると思います。

すなわち【タンパク変性】です。

長時間の当てすぎには十分注意しましょう

温度は160℃~180℃がオススメ

コテやアイロンの温度が160℃~180℃で髪に正しく使えば、髪の温度が120℃を越えることはほぼ無いでしょう。

この温度だと巻きが足りない!!という方は何回か繰り返してアイロンを当てましょう。

1回で長時間当てるのではなく、高すぎず、低すぎずな温度で、短い時間で繰り返して形をつくっていきましょう。

[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]一言でまとめると乾いた髪に170℃前で、細かく、早く、短く、繰り返して使うと痛みにくいというわけです。[/talk]



おすすめのストレートアイロン3選はこちら▼



まとめ

それでは最後にこの記事を簡単にまとめていきます。

  1. 髪が濡れていない状態でアイロンをする
  2. 細かくブロッキングする
  3. アイロンを止めないでスルーさせる続ける
  4. 160℃~180℃がおすすめ

いかがでしたでしょうか。

少しでも髪の毛に困っている方の役に立てばと思っています!

これからも髪や頭皮にとって役立つ情報をどんどん公開していきます!

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