あなたは自分でヘアカラーをしたことはありますか?
経験者は分ると思いますが、ホームカラー(自宅カラー)でキレイに染めるのは難しいです。
しかし外出の自粛や忙しさで美容室に行けず、色や白髪が気になってしまって突発的に家で染めてしまおうと思ったことはありませんか?
ですが、ホームカラーはオススメしません!!
その理由を美容師歴10年のヤスタカ店長が、ホームカラーおすすめしない理由3選を解説して、さらに対策も紹介していきます。

この記事を読むのにおすすめな人▼
上記の人にとってかなり役立つ記事だと思います。
最初にカラーをしている髪にとって1番大事なことをお伝えしますと、髪を良くしていく為には、ホームカラーをしないこと。美容室に行くまでの間にカラーのケアをしながら色を長持ちせることです。
その方法はコチラ▼
- 紫シャンプー
- カラーシャンプー
- カラーマスカラ
白髪で悩む方に必ず為になる記事になっています。
是非最後まで読んでみて下さい。
ホームカラーをおすすめしない3つの理由

まずは女性のカラーリングに関する調査を調べてみました。
女性のヘアカラーの頻度
- 30代は8割以上の人が2~3ヵ月に1回
- 40代は4割以上の人が1ヶ月に1回以上
女性のヘアカラーの頻度はかなり高いですね。
そしてヘアカラーをしている人の4割以上がカラーに関してなんらかのストレスを感じるという回答をしています。
参照:PRTIMERS
つまりヘアカラーは、頻度が高いのに髪や頭皮にストレスを感じている人が多いということです。
あなたの大切な髪のストレスを和らげるためにも、僕はホームカラーをおすすめしません。
ここから美容師がホームカラーをおすすめしない理由3つを紹介していきます。
皆当たり前に知っていることから、カラー剤の意外な仕組みまで美容師として持ち合わせている知識をわかりやすく説明していきます。
1,ムラになりやすい
ホームカラーは残念ながらムラになりやすいです。
大きく2つの理由があります
自分で均一に染めるのは難しい
美容師は髪全体に均等な量のカラー剤を塗布するテクニックを沢山練習しています。
- 十分なカラー剤の量
- 早く塗る為の動作
- 刷毛や手を使った均一な塗布量を塗るテクニック
以上のことが必要で、それを自分自身に行うのは至難の技。
セルフカラーでムラなく染めるのはかなり難しいです。
過去に特殊な施術をしているとムラになりやすい
仮にカラー剤を均一な量でムラなく塗布できたとしても、特殊な施術をしていると色の入り方が違うことがあります。
特殊な施術一覧
パーマ、縮毛矯正、黒染め、ブリーチ、メッシュなど
美容師は髪の状態をみて塗る順番を変えたり、塗り分けたり、薬を使い分けたりしているのです。
ホームカラーは基本1つのカラー剤で髪全体に塗らなくてはいけないので、同じ薬でも髪の施術履歴の違いによってムラができる可能性があります。

2,傷みやすい
美容室で染めるより、ホームカラーで染めると傷みやすいです。
その理由は2つです。
ホームカラー剤はパワーが強い傾向にある
全てのホームカラー剤に当てはまるわけではないのですが、どんな髪質の人にも染まるようにカラー剤のパワーが強い傾向にあります。
カラー剤の仕組み▼
1剤で色と明るさを、2剤で薬のパワーをコントロールしています。
2剤のパワーには1%~6%まであって、数字が大きくなるとパワーが上がります。
ホームカラー剤は高い%で作られている傾向が強いです。
美容室でのカラーは髪のダメージレベルによって%を使い分るので、傷みにくいという訳です。

美容室のカラー剤にはトリートメントが入っている
最近の美容室でのカラーは進化しています。
オーガニックカラーだとココナッツなどの植物由来のオイルが配合されています。
イルミナカラーだと、水道のお湯を浴びると髪に蓄積する銅イオンを排除しながら染められます。
今は秀逸なカラー剤が沢山あるので、当たり前ですが髪をキレイにするには美容室のカラー剤がベストです。
話題のイルミナカラーについての詳しい解説はこちら▼
3,部屋が汚れる
自分で染めるのは難しいので、カラー剤が飛び散りますよね。
これは皆さん1度は経験あるのではないでしょうか。
掃除、めんどくさいですよね。

ホームカラー以外で髪色をキレイにする方法と対策
では他になにか方法は無いのか、色が抜けて明るくなってしまって気になる人や白髪が出てきて今すぐ染めたいという人のために、髪を傷ませずにヘアカラーをキレイにする方法をお伝えします。
カラーシャンプーを使う
シャンプーにほんのり色が含まれているカラーシャンプーを使いましょう。
ファッションカラーをしている方と白髪が気になる方と分けて説明します。
ちなみにファッションカラーとは白髪染めやブリーチなどではない、いわゆる普通のカラーのことです。
ファッションカラーの人
カラーシャンプーは色を入れるというるよりは、退色を防止してギラギラさせないという効果があります。
一度使えば色が入るというものではないので、2,3日に1回のペースで長期間使って下さい。
染めたすぐ後から使っていれば退色をかなり抑えられます。
様々な色がありますので、基本的には自分のカラーと同系統のカラーシャンプーを使いましょう。
もし迷ったら紫シャンプー一択です。
ヤスタカ店長のおすすめはN.の紫シャンプー、カラーシャンプーです▼
大人気のN.についての詳しい解説はこちら▼
ヘアカラーの色落ちの原因と対策についての詳しい解説はこちら▼
白髪が気になる方
シャンプーにもしっかり色が含まれていて、白髪が染まるものがあります。
繰り返しになりますが、ベストアンサーは月1で美容室に行って白髪を染めることですがそれが出来ない方には白髪染め配合シャンプーがよ良いかと思います。
色が入りすぎるのも髪にとってはよくないので、週1回のシャンプーで白髪を染めるカラーシャンプーがおすすめです。
ヤスタカ店長のオススメはグローリン・ワンクロスです。

1度のシャンプーでそこそこ白髪が染まります。
ナチュラルブラウンとリアルブラックの2色展開なので、あなたに合う方を選んでみて下さい。

カラーシャンプーについての詳しい解説はこちらから▼
部分的に色をつける
この方法は白髪が気になる方におすすめで、カラーマスカラを使いましょう。
カラーマスカラとは
マスカラの様なカタチで気になる部分だけに塗ります。
洗えば落ちる1日限りのものもあれば、薄くだけ色がつていくものもあります。
顔周りや生え際など見えるところだけ塗って白髪をカモフラージュしましょう。
マスカラタイプなので簡単に塗れます。
ムラにもならず、ダメージも無いので次に美容室に行って染めるまでのしのぎとして使いましょう。
ヤスタカ店長おすすめ▼


雑誌POCOSEにも掲載された簡単白髪隠しマスカラのSUNA COLORです。
使い続けると色が付くので、美容院に行くまでのしのぎで使う場合は月に1回ほどにしましょう。
色をつけて染めたい場合は定期的に使うと染まっていきますので、あなたの白髪の度合いや美容室に行く頻度によって使い分けていきましょう。
お値段は¥2,200とお手頃なので、細かい白髪が気になる方は是非使ってみて下さい。

まとめ
最後にこの記事を簡単にまとめていきます。
ホームカラーをおすすめしない理由▼
ホームカラー無しで髪をキレイな色に見せる方法▼
●カラーシャンプーを使う
ファッションカラーは同系統のカラーシャンプーを使いましょう。迷ったら、紫シャンプー一択。
白髪が気になる方は白髪が染まるシャンプーもおすすめ
●カラーマスカラを使う
1日だけごまかしましょ
白髪対策アイテム | カラーシャンプー | カラートリートメント | カラーマスカラ |
---|---|---|---|
商品名 | N.カラーシャンプー | グローリン・ワンクロス | SUNA COLOR |
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購入 | |||
参考価格 | amazon ¥2,865(税込) | 定期コース:¥3,780(税抜) | ¥2,200(税込) |
この記事が髪をいたわる方、キレイにしたい方の為になれば幸いです。
これからも髪や頭皮にとって役立つ情報をどんどん公開していきます!
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