あなたはイルミナカラーで染めたことがありますか?
「透明感がほしい」、「カラーの色持ちを良くしたい!!」という方におすすめのカラー剤の種類の名前です。
ただ、聞いた事あるけどいまいち何なのか理解していない人が多いそうです。
そこでこの記事では、美容師歴10年のヤスタカ店長が話題のイルミナカラーの良さについて詳しく解説していきます。

この記事を読むとわかること▼
ヘアカラーはその人の印象を決める大事な要素です。
良いカラーで染めて、キレイな髪色でカラーリングライフを楽しみましょう。
イルミナカラーとは
イルミナカラーは、ツヤと透明感がキ-ワードのカラー剤です。
WELLAというカラー剤を扱う超有名メーカーが作り上げたブランド。
もちろんプロの美容師さんが扱う事を前提に開発されたカラー剤で、アジア人の赤い色素を持った固めの髪質を、外国人の様な赤みの無い透き通った発色で、透明感、ツヤ、柔らかな質感を表現する為に作られたのがこのイルミナカラーです。
美容師側として使っていても、かなり質の良いカラー剤だと思います!
その特徴をこれから解説していきます。
銅イオンを封鎖して髪をなめらかに
水道のシャワーで毎日髪を洗っていたりと、日常生活を送る中でどうしても髪に蓄積されてしまう金属イオン(銅イオン)というものがありますが、それらが髪にとって悪影響を起こすケースがあります。
イルミナカラーはこの金属イオン(銅イオン)を包み込み、封じ込みながらカラー剤との過剰反応を抑制して染めていくマイクロライトテクノロジーによってダメージを最小限に抑え、素髪のようなツヤと輝きのある質感を作り上げれます。
繰り返して施術していくと、どんどんダメ-ジが減っていくのが納得できると思います。
髪を大事にしている人は一度体験してみて下さい。マジでつやつやになりますよ!
外国人風のやわらかで淡い発色になる
発売から続々と新しい種類が追加され、2020年7月現在は13パターンのカラーバリエーションがあります。
しかし、組み合わせは実質、無限大です。
例えば【アッシュベージュ】を作る場合は【アッシュ】+【ベージュ】の2つを混ぜて作ったり、ときには3つを混ぜて作る場合もあるのでいくつものパターンで染めることが出来るのです。
スタンダードなラインナップは以下の通りです▼
イルミナカラーラインナップ
- スターダスト:シルバーグレー系
- ブロッサム:チェリーピンク系
- オーキッド:薄紫っぽいブルーバイオレッド系
- オーシャン:アッシュ系
- フォレスト:マット系
- ヌード:やわらかいベージュ系
- サファリ:イエローベージュ系
- コーラル:薄いピンク系
- トワイライト:ピンクパープル系
アクセントで使う隠し味的なラインナップは以下の通りです▼
アクセントカラーの種類
- ディープシー:赤みやオレンジを抑えてより寒色系の透明感を高める役割
- サンライト:やや赤みや黄みを抑えてクリアにするライトナー的役割
- クリスタル:透明感のあるグレー系を足す用でイルミナカラーで最もダメージに配慮したもの
- シャドウ:深いダークグレーを付け加えるもの
やたら名前がオシャレなのはおいておいて、本当に発色の良く鮮やかで透明感のある外国人風のカラーが実現できます。
特に寒色系【アッシュ、マットなど】がめちゃキレイ
ここからは現役の美容師が実際に使ってみた感想を交えて説明していきます。
アッシュやマットなどの寒色系がめちゃくちゃきれいに発色します。
参考までにSNSでイルミナカラーで染めたカラーの投稿を集めました▼
【アッシュ系】
【マット系】
【シルバー系】
【グレージュ系】
暗めにしっかりカラーを出したい人も暗くなりすぎず、鮮やかにツヤっぽくカラーがでるのでアッシュ系が好きな方は、絶対にオススメです。
逆に、暖色系にはそんなに期待しない方がいいです。
キレイには出るのですが、ビビットな赤やピンクは正直一回だけのカラーだと難しいです。
元々暖色系は難しいので、マニキュアやカラーバター、ティントバーなどで発色させるのがおすすめです。
それらもSNSで投稿が沢山ありますので調べてみると面白いですよ!!
カラーバターやティントバーなどの解説とSNSでの検索方法は別の記事で詳しく解説しています▼
ちなみに、ヘアカラーが退色したときの色がキライな人は多いと思います。
そんなときは補色(反対の色)をオーダーしてみましょう。
- 赤、オレンジっぽく抜けてしまう人は、反対色の緑(マット系)でオーダーしよう
- 黄色、金髪っぽく抜けてしまう人は、反対色の青紫(アッシュ系orパープル系)でオーダーしよう
アディクシーカラーとの違い

よく比較されるアディクシーカラーとの違いを簡単に解説します。
アディクシーカラーとは
こちらも超大手メーカーのミルボン社が作ったカラー剤のラインナップの一つ。
イルミナと同じく寒色系の発色が良く、キレイに染まることからイルミナカラーとよく比較されます。
より深く色が入るのはアディクシーカラー?
髪質や状態によって違いがあるのでなんとも言えませんが、イルミナカラーに比べて少し濃い仕上がりになるイメージがあります。
アディクシーカラーの中でもさらに3種類の違いがあり、ペールラインなどの色を入れることをメインとして使うラインナップがあったりします。
髪の艶、ダメージレスではイルミナがおすすめ!
やはりイルミナは、先ほど紹介したマイクロライトテクノロジーなど髪のダメージを軽減することにも力を入れているので、ツヤや輝きが欲しい方にはイルミナがおすすめです!
アディクシーカラーの方が退色しても明るくなりにくい
カラー剤のほとんどが、狙った明るさよりほんの少し明るくしてから色を入れて、少し暗くして明るさを調整しています。
時間が経って色が抜けてくると明るくなるのはこのためです。
アディクシーカラーは、明るくするパワーが他のカラー剤よりマイルドなので、抜けてもあまり明るくなりにくいのです。

ちなみにカラーの色持ちを良くさせる方法は、別の記事でガッツリ解説しています▼
ホームカラーをオススメしない理由と対策も紹介しています▼
まとめ
最後にこの記事を簡単にまとめていきます。
イルミナカラーの特徴▼
イルミナカラーについて?
相場は通常のカラーに+1,000円~2,000円ほどで追加メニューで施術できる美容室が多いです。
ツヤ、色、どちらも欲しくて寒色系が好きな方は是非試してみて下さい。
これからも髪にとって役立つ情報をどんどん公開していきます!
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