あなたは知っている?シャンプーラベルの成分表示について知っておきたい3つのポイント

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あなたはシャンプーを選ぶ際に何に注目していますか?

「とりあえずいつも使っているやつ」とか、「ガッキーがCMしていたから」という理由で選んでないですか?

この記事では美容師歴10年のヤスタカ店長が、シャンプーラベルの成分表示を見てどんな成分のシャンプーなのかを自分で簡単に解析できるように解説します。

ほぼ毎日使うシャンプーだから、あなたに合った良いものを使っていきましょう。


[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]これがわかると応用で歯磨き粉や洗剤などにも使えます。小さいお子さんやアレルギーのある方は知っておくと役立ちます[/talk]


この記事を読むとわかること▼

  • 良い製品かどうか見極められる
  • 広告に騙されない、正しいヘアケア知識を持てる
  • 製品の裏に記載されている成分表示を見て、その製品の事が少しわかるようになる


ヘアケア製品は本当に千差万別で、自分に合った製品を選ぶことは簡単ではありません。

しかし大事な注目する成分を絞って選んでいけば、今までよりさらに髪をよくするシャンプーが見つかるはずです。

ずばり注目すべき成分表示のポイントは以下の3つです。


  1. 成分表示の順番
  2. シャンプーは石けん系、高級アルコール系、アミノ酸系の大きく3つのどれに分類される
  3. 香料のポジション


それでは詳しく解説していきます。



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この記事の著者

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ヘアラボ編集部

「自宅で髪をキレイに」をテーマに、ヘアケアに関する役立つ情報を届けるメディア。美容好きの女子が執筆しています。ライター応募はこちら

監修者

美容師ヤスタカ

ヤスタカ

2010年美容師免許取得後、六本木やみなとみらいの美容室2店舗を経て川崎市のサロンのディレクターを務める。

この記事は消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に当サイトの独自調査を含め作成しています。また、景品表示法薬機法の準拠にも力を入れています。記事内の検証データは、統計学上有効なサンプル数を満たしていないため商品有効性を保証したり、また証明するものではありません。

成分表示の順番

シャンプーやトリートメント、ヘアケア製品以外の歯磨き粉やボディーソープなど、全ての製品の【成分表示】は左上から配合量が多いもの順に並んでいます。

top3に入っている成分がその商品にとってメインとなる成分ですので、気にする方は1~3,4番目までの成分を調べてから購入することをおすすめします。

ちなみにシャンプーの場合はほぼ100%、1番最初は【水】です。

シャンプーの場合は2番目~4,5番目までの成分に注目して見てみましょう。

それでは実際にあるシャンプーの成分表示を見ながら大事なポイントを解説していきます。

今回は市販のシャンプーの【ラッ〇ス】の成分表示を参考にしてみましょう。

ラッ〇スのシャンプーの成分表示

成分:水、ラウレス硫酸ナトリウム、ジステリアリン酸グリコール、ジメチコノール、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、、、、、香料、カラメル

一番最初は【水】

一番最初は【水】でした。

シャンプーに関してはほぼ100%最初に水が書いてあります。

たまに【精製水】と書かれている場合もありますが、それも【水】のことなので安心して下さい。

水の次に書いてある成分をチェック!

水の次に書いてある、【ラウレス硫酸ナトリウム】が重要ポイントです。

この2番目の成分で、このシャンプーは【高級アルコール系シャンプー】だということがわかりました。

その理由についは次に詳しく解説していきます。

シャンプーは3つのどこに分類されるか解析しよう

シャンプーは大きく分けて3種類に分類できます。


  • 石けん系
  • 高級アルコール系
  • アミノ酸系


この3種類に分類できます。

【石けん系】や【高級アルコール系】は市販の安価なシャンプー。

【アミノ酸系】は美容室などにある泡が細かく髪や頭皮を痛ませないシャンプーなので、髪を良くする為にはアミノ酸系シャンプー1択です!

それぞれの見分け方は次の通りです。

石けん系

特徴は洗浄力が高いこと。

手指の消毒に良く使われるので、日常使いのシャンプーにはあまり向いていません


成分の一例▼

  • 石けん分(純石けん分)
  • 脂肪酸カリウム
  • 脂肪酸ナトリウム、など



高級アルコール系

洗浄力はそこそこ強く、安価なので薬局で販売されているシャンプーによくあるタイプです。

毎日シャンプーする方にとっては洗浄成分は少し強いです。


成分の一例▼

  • ラウレス塩酸アンモニウム
  • ラウレス硫酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸ナトリウム、など

アミノ酸系

肌や髪に優しいきめ細かい泡で作られたシャンプーです。

毎日使う人であればアミノ酸系をおすすめします。


成分一例▼

  • ラウロイルグルタミン酸k
  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルメチルタウリンNa、など


だいたい名前が似ているので【~硫酸~】とか、【ラウリル~】は高級アルコール系かな?と記憶しておけばOKです!

石けん系、高級アルコール系などのシャンプーについて詳しく知りたい方はこちらから▼


先ほどの【ラッ〇ス】は【ラウレス硫酸ナトリウム】だったので、洗浄力の高い高級アルコール系のシャンプーだとわかりました

このように、2番目の成分の特徴を覚えておくとかなり役立ちます。


[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]この記事をスクショしたり、ブックマークして購入の際に見返してシャンプーを選びましょう[/talk]



アミノ酸系シャンプーのおすすめ5選を知りたい方はこちら▼

香料のポジション

次は香料についてです。

実は、全ての製品には賦香率(ふこうりつ)というものがあります。

賦香率とは

香料の割合のこと。製品によって約何%香料を入れるべきか決まっています

ヘアケア用品以外でも、歯磨き粉やボディーソープなどの全ての製品に【賦香率】というものが決まっています。

ヘアケア用品の賦香率は以下の通りです。

  • シャンプー&トリートメント:0.5~1%
  • ヘアオイル1~3%

これを見てあなたはどう思いましたか?

意外と少なくないですか?

香料は少ししか入っていなくても香りを作る上では十分な性質なんですね。

ここで大事なポイントは、成分表示で香料より右側に書いてある成分は香料より配合量が少ないという訳です!

つまり、めっちゃちょっとしか入っていません!

今回参考にしたラッ〇クスは【香料】の後ろに【カラメル】があるだけでした。


[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]ちなみにシャンプーにおいての【カラメル】は色や香り付けの為に使われるものです。[/talk]

香料よりはるか右側に【ひまわり油】と記載があるにも関わらず【ひまわりオイル配合!!】とか、【アマニオイル配合】とか大々的に宣伝している商品がたくさんあります!

精油によっては限界量があるので多ければ良いという訳ではないですし、嘘ではないんですが本当にわずかしか入っていない場合もあるので成分表示の順番に注意しましょう!


まとめ

最後にこの記事を簡単にまとめていきます。

  • 成分表示は左上から多い順番に書かれている
  • アミノ酸系のシャンプーは地肌にも髪にも良く、日本人にオススメ
  • 香料のポジションに注目しよう。その後にある成分は微量であることが多い

ここまで読み終えたあなたは成分表示を見たらその製品のことがなんとなくわかるようになっているはずです。

TVのCMや広告などを鵜呑みにしすぎず、自分の力で髪や頭皮に本当に良い物をチョイスできて、健康な毛髪になる人が一人でも増えてくれたら幸いです。

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